記事のアーカイブ
日本橋小舟町にあるギャラリー、ヒナタノオトにて開催される
「クリスマスに工芸を灯して」に参加いたします。
大切な誰かへの贈り物に、自分へのご褒美に。
ぜひお立ち寄りくださいませ。
●「クリスマスに工芸を灯して」
2015年11月27日(金)~12月23日(水祝)※会期中木曜休み
12:00-19:00(土日祝18:00まで)
〒103-0024
東京都中央区日本橋小船町7-13セントラルビル1階
電話:03-5649-8048
装身具: aei / Anima uni / a.A. / OLD TO NEW / CHIAKI KAWASAKI / tubu
布・布小物: 角舘徳子 / 高見由香 / TETOTE / nomama
フェルト: KAWAHARA YUKIKO 革: Ohama
陶芸: 大野七実 / 萩原朋子 / 廣川 温 ガラス: 橋村野美知
コンフィチュール: patisserie MiA 他...
Facebook:www.facebook.com/hinatanote
Twitter:@hinata_note
今回は錫(すず)という金属を使った作品を紹介します。
錫という金属の名前、あまり聞いたことがないかもしれません。
易しい金属と書いて錫。化学記号ではSnと表記します。
錫はちょっと変わった金属で、薄く延ばすと、
手で簡単に曲げることができるくらいやわらかい金属です。
と言っても、今回の「錫ボタン」くらいの厚みがあると
手で曲げることは困難なのですが。
金鎚でたたいて、ひとつずつつくっています。
なので、大きさや形、表面の模様は全て違います。
鞄や袋物などのワンポイントにしたり、紐を通してペンダントにしたり、
使い方はそれぞれ、思い思いに。
もちろん、ご自身で叩いて延ばして曲げてみる・・・というのもありですね(笑)。
久しぶりすぎる更新です。すみません;
大丈夫です。ちゃんと生きて活動しております。
さて、久々に作品あれこれの記事を書きます。
新作といえば新作・・・の「むしめがね」をご紹介します。
こちらのむしめがね、もともとは展示の際に作品の細部まで見やすいように、
ということで、ディスプレーの一環としてつくったものでした。
が、「このむしめがねが欲しい!」と言ってくださる方が多くて
ご好評につき、改めて作品としてつくることにしました。
素材は真鍮と、ガラスレンズです。
真鍮を金鎚で叩いて成形し、ガラスレンズをくるっと囲んだ
シンプルな作品です。
写真はできたてほやほやの状態なので薄い金色ですが、
真鍮という金属は、使い込むほどに深みのある色合いに変化して、
ちょっとアンティーク風な雰囲気が楽しめる素材です。
これは他の金属素材にも言えることですが、
使う人の手の成分によっても色の変わり方が微妙に違うのです。
どんな色に変化していくのか、ぜひ育ててみてほしい作品です。