記事のアーカイブ
世界の鳥シリーズより
今回は「カカポのネックレス」です。
カカポは、ニュージーランドにのみ生息する
飛べないオウムです。
ずんぐりむっくりとしたまん丸ボディーが魅力的ですが
昔は生息域に天敵がいなかったために、木の実をもりもり食べて
すっかり重たくなり、飛べなくなってしまったのだとか。
現在は、人間や、人間が持ち込んだ肉食動物などの影響で
大幅に数を減らし、絶滅の危機に瀕しています。
そんな希少な鳥なので、本物は日本では見られません;
いつか本物を見てみたい…そんな憧れの鳥です。
カカポの別名は「フクロウオウム」。
なるほど、フクロウとオウムを足したような姿です。
ネックレスのカカポ氏は、
木の実をおいしく食べているところです。
世界の鳥シリーズ。
今回は「オニオオハシのネックレス」をご紹介します。
「オニオオハシ」
名前に鬼がついているとえらく厳めしい印象ですが
「大きい」という意味でつけられることが多いようです。
まさしく、名前通りの大きなくちばしが特徴の熱帯に住む鳥です。
大きく鮮やかなオレンジ色のくちばしが目を引きますが、
私はピシッとした燕尾服を着ているような
白と黒の羽根部分が特に好きなのです。
何と言いますか、すごくなめらかな質感で
白と黒の境目がくっきりしているのが美しい…
触ったらふわふわなんだろうな~と、妄想がふくらみます。
ネックレスのオニオオハシも、自慢の白い胸を張って
ドヤ顔をしています(笑)
上野動物園で本物を見ることができますので
お近くにお住まいの方はぜひ!おすすめです。
かな~りご無沙汰しております。
久々に、作品に関するあれこれをご紹介しようと思います!
今回は「カワセミのネックレス」。
なかなか自由にお出かけすることが難しい今、
気分だけでも世界旅行を~と思い
昨年から世界の鳥シリーズをつくりはじめました。
世界の…と言いながら、日本の鳥からスタートしました。
私のつくる作品は、動物園でしか見られないような
生き物たちをモチーフにすることが多いのですが、
珍しく、カワセミは野生の個体を目撃したことがあるのです!
本当に「生きる宝石」という言葉がぴったりな
美しい鳥で、見かけたときは息をのみました。
北鎌倉の池にいたのですよ~
青いきらっとしたものが動いたぞ?と思ったら、カワセミでした。
狩りをしに来たのか、水浴びだったのか定かではありませんが
カワセミには、やはり水辺が似合います。
そんなことを思いだしながら、ネックレスをつくりました。