blog
今回は錫(すず)という金属を使った作品を紹介します。
錫という金属の名前、あまり聞いたことがないかもしれません。
易しい金属と書いて錫。化学記号ではSnと表記します。
錫はちょっと変わった金属で、薄く延ばすと、
手で簡単に曲げることができるくらいやわらかい金属です。
と言っても、今回の「錫ボタン」くらいの厚みがあると
手で曲げることは困難なのですが。
金鎚でたたいて、ひとつずつつくっています。
なので、大きさや形、表面の模様は全て違います。
鞄や袋物などのワンポイントにしたり、紐を通してペンダントにしたり、
使い方はそれぞれ、思い思いに。
もちろん、ご自身で叩いて延ばして曲げてみる・・・というのもありですね(笑)。
久しぶりすぎる更新です。すみません;
大丈夫です。ちゃんと生きて活動しております。
さて、久々に作品あれこれの記事を書きます。
新作といえば新作・・・の「むしめがね」をご紹介します。
こちらのむしめがね、もともとは展示の際に作品の細部まで見やすいように、
ということで、ディスプレーの一環としてつくったものでした。
が、「このむしめがねが欲しい!」と言ってくださる方が多くて
ご好評につき、改めて作品としてつくることにしました。
素材は真鍮と、ガラスレンズです。
真鍮を金鎚で叩いて成形し、ガラスレンズをくるっと囲んだ
シンプルな作品です。
写真はできたてほやほやの状態なので薄い金色ですが、
真鍮という金属は、使い込むほどに深みのある色合いに変化して、
ちょっとアンティーク風な雰囲気が楽しめる素材です。
これは他の金属素材にも言えることですが、
使う人の手の成分によっても色の変わり方が微妙に違うのです。
どんな色に変化していくのか、ぜひ育ててみてほしい作品です。
ご無沙汰しております。
連日の暑さで、溶けかけの日々を送っております。
さて、すっかりご報告が遅くなってしまいましたが、
出雲市のANT WORKS GALLERYさまにて、
作品のお取り扱いをしていただけることになりました\(^o^)/♪
一畑電鉄の出雲大社前駅を出てすぐ右手にある、素敵なギャラリーです。
実は数年前、出雲旅行に行ったばかりだったので、
出雲の神様たちがご縁を運んできてくれたのかなぁ~と思ってみたり。
下の写真は出雲大社前駅。ステンドグラスのあるかわいらしい駅舎です。
お取り扱いいただくのは、「むしめがね」と、「錫ボタン」です。
むしめがねは、もともとはジュエリーの展示用ディスプレイとして
つくったものでしたが、好評につき作品として出すことにしました。
真鍮の色は使い込むうちに深く落ち着いた色合いに変化していきます。
錫ボタンは、金鎚でひとつずつ叩いて成形していますので、
さまざまな表面の模様や、かたちが楽しい作品です。
出雲、とっても見所満載なところですので、お立ち寄りの際にはぜひ!
■ANT WORKS GALLERY(アントワークスギャラリー)
〒699-0711島根県出雲市大社町杵築南1342-8
神門通り一畑電鉄出雲大社前駅より徒歩2分